踊り
前置き ティーンタール(TeenTaal / तीन ताल) ラヤ(Laya / लय) タタカール(Tatkar / तत्कार) 前置き これはわたしのワークショップで参加者の方にお配りしてゐるプリントの一部を切り取ったものです。カタックの学習において、ここに書いてある概念を理…
びっくり仰天 次回の案内 この投稿をInstagramで見る www.instagram.com びっくり仰天 第二回ワークショップを開催しました。数日前までは参加予定者が2名だった。それが金曜にひとり増え、土曜日にまたひとり増え、そして当日、来ると思ってなかったひとが…
ご存知、ちびまる子ちゃんの主題歌「おどるポンポコリン」の歌詞に意味のない音節の連なりがある。 タッタタラリラ ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパ ピーヒャラ ピーヒャラ パッパパラパ 呪文のようであるが、魔法使いを呼び出したり傷を治したりすると…
この投稿をInstagramで見る www.instagram.com カタックのワークショップを行いました。非常にいい時間でした。参加してくれたふたりの友人には重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。 教えるのは初めての経験だったので新鮮でした。いいものです…
舞踊教室の準備をしてゐる。 固定した場所と時間で継続して指導するためには様々な条件が整ってゐる必要がある。その条件が整うのはまだ先になりそう。 けれど構想を練ることは出来る。なぜなんのためにカタックを学ぶのか、それによって何を目指すのか、全…
View this post on Instagram A post shared by Hiroki (@hiroki_edo_river) www.instagram.com マードゥリー・ディークシトのダンス ヌータン先生のダンス 待てば海路の日和あり ダンス漬けの日々 インド舞踊のレパートリー、抽象舞踊/具象舞踊 収穫 キタ…
タール(Taal / ताल)はインド音楽におけるもっと基礎的な概念のひとつであり、カタックダンスにおいても対概念であるラヤ(Laya /लय)とあわせて必ずいちばんはじめに教わるものである。ここではタール(Taal / ताल)についてまとめておく。 (なぜいまこの…
ダンス教室の試験、オンラインクラスからの参加者は今年少なかったな。2年次、3年次、4年次がそれぞれ2名づつ。わたしはミタさんとともに3年次の試験を受けた。日本時間の17時から開始の予定だったが、実際にまわってきたのは18時半だった。いつも…
インド舞踊における師弟関係、技藝の伝達方式をグル‐シシャ・パランパラ(Guru-Shisya Parampara / गुरु-शिष्य परम्परा)という。グル(Guru)は師匠、シシャ(Shisya)は弟子、パランパラ(Parampara)は伝統とか継承という意味だ。 ヌータン先生の教室の綱領…
View this post on Instagram A post shared by Aavartan School of Kathak (@aavartanschoolofkathak) www.instagram.com キャプションに Riyaaz Video of Student of Avartan school of Kathak とある。Avartan school of Kathak はヌータン先生が主催して…
ラーダとクリシュナの邂逅Member of the first generation after Nainsukh, Public domain, via Wikimedia Commons クリシュナ(Krishna)ノート を書いてゐる途中、クリシュナにまつわる小話をまとめる段になった。Top 10 Childhood Stories of Lord Krishn…
一昨日のレッスンは座学だった。その中でヒンドゥスターニー音楽の「Sum」について「Anandabindu と呼ぶことがある」とキタキ先生が言った。 まづ、Sum とは Taal の始まりの拍のことである。Taal とは拍の周期構成のことである。Sum から始まり Sum に終わ…
教室仲間のウマ(Uma)さんがシェアしたもの。 クリシュナ(Krishna)ノートがまだ終ってゐない。書いてゐるうちに話がひろがってしまいそんなつもりなかったのに構成なんか考えだしていたづらに長くなる。これはいけない。ダシェラ(Dussehra)ノートはもう…
クリシュナ・ジャンマシュタミ(Krishna Janmashtami) 前回はナーティヤ・シャーストラ(Natya Shastra)&アビナヤ・ダルパナ(Abhinaya Darpana)ノートだった。そちらも全然終わらぬ段階でとりあえずこの記事をアップしてしまうのは、今日がクリシュナの…
ナーティヤ・シャーストラ(Natya Shastra) アビナヤ・ダルパナ(Abhinaya Darpana) 前回はナティヤ・クラマ(Natya Krama)ノートだった。ナティヤ・クラマとはアビナヤ・ダルパナ(Abhinaya Darpana)というインド舞踊の理論書に出てくる有名なシュロー…
先日「トゥムリ(Thumri)ノート」という記事を書いた。気楽に書くことが出来ていい具合だと思った。この方法でたくさんちいさな記事を書き溜めて、それをまとめるかたちで長めの文章を書けばよい。 いま頭には三つある。一、インド舞踊およびカタックの全体…
ここふたつきほどトゥムリ(Thumri)を習ってゐる。ビンダディン・マハラジ(Bindadin Maharaj 1980-1918)がつくったトゥムリらしい。ビンダディン・マハラジはいちばん有名なビルジュ・マハラジ(1938-2022)の祖父の兄。祖父の兄を指す呼称はなんというの…
「すぐわかる イスラームの美術」桝屋友子 東京美術 2009 11頁 ☝の年表はありがたい。いつごろどこにどんな王朝が栄えたかが一目でわかる。こういうおおまかな発展の歴史、影響関係をすっかり頭に入れてしまいたいのだが、なかなかね。 アッバース朝は七…
「ムガル美術の旅」山田篤美 朝日新聞社 1997 アマゾンで調べてみると、山田篤美さんは本書でデビューしたあとは「黄金郷(エルドラド)伝説 スペインとイギリスの探険帝国主義」「真珠の世界史 富と野望の五千年」といった本を書いてゐる。非常に長い時…
いまチャッカル(回転、ターン、ピルエット)の熟達に照準した15の連続したトゥクラ(一定の様式を有する基本的なリズム単位)を習ってゐる。Tat Tat Thai Thai Tigdha Tigtig Thai みたいな音の連なり(bol: ボール)をまづ発音して覚え、次にそれに対応…
「インド美術」ヴィディヤ・デヘージア 著、宮治昭・平岡三保子 訳 岩波書店2002 自分で簡単な年表をつくり、地図を横において、ゆっくり読んだ。最高に面白かった。再読三読すべき名著だと思う。時間をおいて読み返したい。 さきほど投稿した「日米地位協定…
先週の水曜日のクラスで、ヌータン先生はぼくに日本人の規律について説明を求めた。頭の中にいろいろ言いたいことがあったが、英語が苦手でうまく話すことができなかった。先生は「ヒロキが英語を話すのが苦手なのは知ってゐる。だから文章を書いてグループ…
Nutan Tai asked me about Japanese principles. Tai said, "You can write a sentence and share it." So I wrote this. Devadasi and Geisha In a recent class, Nutan Tai mentioned the Japanese Geisha. The intent was that no matter what type of da…
昨日2月22日(水)はダンスレッスンが休みになった。カナク・レレ(Kanak Rele)さんが亡くなったからだ。 カナク・レレさんはインド古典舞踊・モヒニアッタムのダンサー。幼少期からカタカリとバラタナーティアムを学び、28歳でモヒニアッタムに転じた…
ビックリ 1日(水)から新しい職場で働きはじめた。3日間だけの印象だけれど、すごくよい環境でおどろいてゐる。みなさんやさしく、ゆっくり慣れていけるように余裕をもったスケジュールを組んでくださってゐる。デジタル化が進んでゐて紙に印刷した文書が…
稽古はじめ 1月3日、カタックダンスの稽古はじめだった。年末年始の WhatsApp グループに「Happy New Year」的なメッセージがけっこう投稿されてゐたのでひょっとしたら三が日は休みかと思ったが、誰も「今日はレッスンありますか?」ときかないので通常通…
昨日の夜、インド時間午後7時、レッスンの進め方についてのミーティングに参加した。二日前にヌータン先生から、みんなに相談したいことがあるので金曜の夜にわたしのズームリンクに訪問するように、とグループ全体に向けて連絡があった。 内容はオンライン…
今年亡くなったカタックの伝説的人物、ビルジュ・マハラジは2002年に「ang kavya - nomenclature for hand movements and feet positions in Kathak - 」という本を出版してゐる。カタックで使用する手と足の所作について、写真つきで名前を示し、動きを…
10月5日、インドは Dussehra 祭りだったそうだ。それでダンスレッスンは休みになった。Dussehra は1992年刊の「南アジアを知る事典」では「ダシャラー」で項を立ててゐる。 アーシュヴィン月(9~10月)の満月に向けて10日間行われる。秋の始まりを…
内面 チャコがうちに来たのは去年の8月末だからちょうど1年が経ったことになる。犬との暮らしはほんとうにいい。毎日かわいい。はじめの頃はペロペロなめられるのに少し抵抗があったけれど、いまではペロペロしてくれないと物足りない。オシッコもウンチも…