手探り、手作り

樂しみ亦た其の中に在り

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

もういっちょ、環境を変える。

これでよい 今年もあと一日半となった。よくがんばったなあという充実感に浸ってゐる。このように後悔のない、前向きな、充実した気持で一年を終えるのは人生で初めてかもしれない。よくやったと思う。カントの最後の言葉は「これでよい」だそうだ。いいよね…

I am loyal to my art.

9月からヌータン先生のオンラインレッスンに参加し始め、こちらも4カ月が経った。とても充実してゐる。4カ月でずいぶん成長したと思う。多くを学んだ。 先日、先生に、「You are one of my fabulous student. Keep it up!! (あなたは私の素晴らしい生徒…

4カ月

すっかり年の瀬という感じ。ぼくはいろいろなことを片付けて完全な休息状態に入ってしまい、クリスマスからこっち、食べて寝て散歩してみたいな生活となってゐる。無理をしたということもないのだけれど、今年はかなりがんばったから、からだの芯から疲労が…

「言語が消滅する前に」國分功一郎 千葉雅也

「言語が消滅する前に」國分功一郎 千葉雅也 幻冬舎新書 2021 12月の頭からクリスマスにかけて、今年中に終らせておきたいアレヤコレヤに取り組んでがんばってゐた。すべて片付き、すでにお休みモードに突入してしまった。年明けまでグータラする。 二…

「インド残酷物語 世界一たくましい民」池上彩

「インド残酷物語 世界一たくましい民」池上彩 集英社新書 2021 面白かった。とても残酷なので読みながらなんども苦しくなったけれど、副題にあるように、そのたくましさに心打たれたもした。本書に書かれてゐるような残酷なインドの現実は、長いあいだ…

「なぜ君は総理大臣になれないのか」

「なぜ君は総理大臣になれないのか」2020 日本 監督:大島新 出演:小川淳也 父曰く: 「息子は政治家に向いてゐないようにも感じる。あのようなゲテモノばかりの世界に、純な息子は似合わないのではないか。一方で、息子のような、国民に本当のことを言…

「アマルティア・セン講義 経済学と倫理学」アマルティア・セン

「アマルティア・セン講義 経済学と倫理学」アマルティア・セン 訳:徳永澄憲、松本保美、青山治城 ちくま学芸文庫 2016 原著は1987年。経済学は「倫理学」と「工学」の2つの起源を持つが、近代経済学が倫理的アプローチを排除してしまったために、…

避妊手術

12月8日(水)、雨、真冬並みの寒さ。チャコの避妊手術。9時から11時のあいだに来院せよとのこと。少しでも暖かくなってからのほうがよいと思い、ぎりぎりまで待つ。10時半頃に家を出る。雨が降ってゐる。 クレートにチャコを入れ、毛布をかけ、それ…

「図解 社会経済学―資本主義とはどのような社会システムか」

「図解 社会経済学―資本主義とはどのような社会システムか」 著者:大谷禎之介 出版社:桜井書店 出版年:2001 「図解」とあるからお手軽なアンチョコ本かと思ったら正反対のガチンコ本だった。マルクス「資本論」のかなり詳細な解説。ぼくにはとてもむ…

ありえない

「ありえない」という言葉を「認めない」とか「許さない」という意味で使う用法がこの5年ほどで急速に一般化したような気がする。完全にぼくの印象であり、てんで的外れなことを言ってゐるかもしれないけれど、少なくともぼくはそう感じる。代表的な例を二…

「至高の鍋」に挑戦

友人が遊びにくることになった。いよいよ冬が深まってきたからやっぱり鍋でしょう、ということでリュウジさんの「至高の鍋」に挑戦した。 www.youtube.com ぼくは好き嫌いが多く、グルメでもなく、料理は得意ではないので、数少ないレパートリーを回すだけの…