2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「世界がわかる宗教社会学入門」2006 ちくま学芸文庫 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教について、わかりやすく解説されてゐる。 個人的には仏教についての記述が一番面白く読んだ。情報量が多いから一読ではとうてい把握できない。 また「…
「自分と未来のつくり方」2010 岩波ジュニア新書 東浩紀さんとの共著「新記号論」を読み、石田氏のことを知った。 「新記号論」はもの凄い本だ、ということは分かるのだが、これがたいへんむづかしく、消化不良に終わってしまったので、再読リストに入れ…
「リチャード三世」1592~3 翻訳:福田恒存 一 井上ひさしの「天保十二年のシェイクスピア」が再演されると知り、長いこと積読にしてゐた福田恒存翻訳全集のシェイクスピアを読もうと決意。 第四巻から第七巻までがシェイクスピア篇となってゐて、全部…
「我在朝鲜最高学府留学,度过了魔幻与现实的193天」という題の文章を読んでゐる。 慧琦という名の中国人女子学生が、北朝鮮の最高学府である金日成総合大学に留学した。そのことを書いた留学記だ。その中にこんな記述がある。 我自己平时很喜欢散步,我记得…
「増補版 日朝関係の克服ー最後の冷戦地帯と六者協議」2007 集英社新書 12年前の本だから、最新の情勢について知ることはできないけれど、日朝関係や戦後体制について基底となる知見について多く語られてゐるので、今読んでもやはり有用。 例えば、次…
"I’m about to retire from doing full-length pieces & my body can feel the backward movement. I can feel it pulling me backwards, into being a child. Closer to birth, means closer to death. But as the body retreats, I’m unlocking the mind."…
「平成時代」2019 岩波新書 平成の三〇年間を「失敗の時代」として、経済・政治・社会・文化、それぞれの領域から論じる。 本格派の、とても勉強になる良書だった。いや、名著と言いたい。 こんなにいい本が900円で手に入る日本の書籍文化は素晴らし…
インド人がいかに自分達の文化を愛してゐるか、大事にしてゐるか、また現代に生かす工夫を楽しんでゐるかがよく分かるダンス。 これを見て、すごく感動して、もう何百回も見た。 こういうダンスが一番好きだ。 躍ってゐるのはShakti MohanとMukti Mohanの二…
「韓国 内なる分断 葛藤する政治、疲弊する国民」2019 平凡社新書 最近、友人が泊まりにくることがあって、その際、日韓関係について話をした。 ぼくはお互い妥協して、なんとか落としどころを探り、友好関係の構築に努力すべきだという考えだ。 友人は…
ぼくはいつもお金がなくてヒイヒイ言ってる。 貯金なんて出来たことがあったかしら? 入ったものは、基本、すべて出ていく。 宵越しの金は、持たない(持てない)。 要するに収入が低いということなんだが、なぜ収入が低いかについて書きたいわけではない。 …