2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
一昨日のレッスンは座学だった。その中でヒンドゥスターニー音楽の「Sum」について「Anandabindu と呼ぶことがある」とキタキ先生が言った。 まづ、Sum とは Taal の始まりの拍のことである。Taal とは拍の周期構成のことである。Sum から始まり Sum に終わ…
「聖と俗 宗教的なるものの本質について」 ミルチャ・エリアーデ 法政大学出版局 1969 神話の主要な機能は、すべての祭儀ならびにすべての人間の本質的活動(食事、性生活、労働、教育)に対する模範的典型を確立することである。人間が人間存在として充…
「日本の税金 第3版」三木義一 岩波新書 2018 なぜ、「減税」が正義の主張なのだろう。おそらく、税を支払ったことによる恩恵を実感できない政治が行われているからであろう。 キャプションに記したあとがきの言葉に尽きる。政治がひどすぎるのだ。過去…
11月8日、チャコの5歳の誕生日。早いものだな。チャコがうちに来たのは2021年の8月末、そのときは2歳だった。冬の入口が誕生日、小岩で三度目の冬を迎え、ことしチャコは5歳になった。ヒト年齢に換算するとわたしを抜いてしまったのかな。 けれど…
「名著誕生『コーラン』」ブルース・ローレンス 訳:池内恵 ポプラ社 2008 「すべての徴には外面と内面があり、限界と可能性がある」ムハンマド 「解釈」の学。 時間が経つとコーランの時代のアラビア語が分からなくなる。だから解釈が必要となる。また…
「ヒンドゥー教の聖典二篇 ギータ・ゴーヴィンダ デーヴィー・マーハートミャ」 小倉泰、横地優子 訳注 平凡社 2000 「ギータ・ゴーヴィンダ」クリシュナとラーダーの性愛が絶頂に達する場面。 ギータ・ゴーヴィンダ 解説から引く。 牛飼いの乙女ラーダ…