手探り、手作り

樂しみ亦た其の中に在り🌴

行けるかな、どうかな。

インドではオミクロン株がかなり拡がってゐるらしい。ヌータン先生の教室は昨年の11月に一年半ぶりにオフラインでのレッスンを再開した。レッスンはオフラインとオンラインを同時に行うかたちとなった。それがオミクロン株の感染拡大が深刻だということで、政府からの要望もあり、年初からまたオンラインのみに戻った。

先生も感染してしまったらしく、まったく外に出ず自主隔離してゐるとのこと。重い症状ではない。オンラインレッスンの参加者に医者がゐるらしく、いろいろアドバイスしてゐた。ズームで伝わってくる印象にすぎないが、デルタ株のときほどではないにしろ、緊張感があるようだ。

こういう感じだと今年もインドに行くのはむづかしいかもしれない。黄金週間にでもちょこっと行けたらいいなと夢想してゐるけれど、行っても隔離されたり、あるいは出国できないとか、そういうことになったら大変だ。オンラインレッスンを真面目にやって、本を読んで勉強してゐるのがよいかもしれない。

日本ではワクチン接種率が高いためか、オミクロン株の影響は比較的小さい。ただ、また状況が変わるかもしれない。なのでうっかりしたことは言えない。

コロナに限らない、世事全般について、「うっかりしたこと言えない」的状況っていや~な感じだ。ツッコミを想定して防衛的になり、留保と配慮がどんどん増えていく。

たぶん、おのおのが違う世界を見てゐることをみんな知ってしまったから、意見や主張が際限なく相対化されてしまって、「それってあなたの感想ですよね」に対抗できなくなった。

そこでエビデンス主義が出て来るのだけど、このエビデンスというやつは現実の一断片にすぎないので、それを拡張して全体像をつくってしまうと極端で常識からはずれたものになってしまう。困ったなあ。