手探り、手作り

樂しみ亦た其の中に在り

夢でタイに行った。

夢でタイに行ってきた。

友人の結婚式のためらしい。

詳細はよく覚えてゐないが、とにかく、小さいがとても清潔な宿に泊まった。

風通しのいい部屋で、タイ人と、高校時代の友人と雑魚寝をした。

とても美しい海だった。

あのような美しい海が、実際のタイにあるのかは知らない。

腰くらいの高さの草をわけてわけて、歩いていくと、浜辺にでて、透き通った青い海が見える。

結婚式のシーンは覚えてゐないが、とにかく、結婚式のために行ったようだ。

胡蝶の夢という故事を思いおこすと、こうして書いてゐる自分のほうが夢なのかも知れないとも思える。

どっちが本当でも同じことだという気がする。

美しい海があまりに鮮明だったから、とてもいい思い出として残りそうだ。