友人が遊びにくることになった。いよいよ冬が深まってきたからやっぱり鍋でしょう、ということでリュウジさんの「至高の鍋」に挑戦した。
ぼくは好き嫌いが多く、グルメでもなく、料理は得意ではないので、数少ないレパートリーを回すだけの食生活だ。けれどもリュウジさんのレシピはとても簡単で楽チンなので「オレでも出来るぢゃないか!」という気持になる。こんなぼくに料理の楽しさを感じさせてくれるリュウジさんはスゴイです。
一人で食べるときにタラやエビを買ってくることはまづないので、買い出しのときも仕込みのときもワクワクした。鍋が小さすぎてギュウギュウになってしまい見栄えが悪いけれど、気にしない気にしない。
チャコもいつもと違う何かを感じとったのか緊張のオモモチ🐶
鰹節をきちんとはからずに入れたので足りなかったらしく少し味が薄く感じたけれど、こんなもんこんなもん。雑炊が特別おいしかった。魚と野菜とキノコからいいダシが出て、深みのあるやさしい味がした。下手なりにいつもより手間をかけてつくるとこんなに気分がいいものかと新鮮な驚きを感じた。
小さな祭りのようなものだ。あれがいるこれがいる、ああしようこうしよう、とバタバタしながら準備をする時間が楽しかった。宴が終わり、帰ってしまったな、またチャコと二人だな、とシミジミ片付けする時間も楽しかった。こういうイベントがたまにあるとよいものだと思った。
チャコは興奮してずっとウロウロしてクンクンしてペロペロしてゐた。人が大好きなので自分から寄っていくけれど、たくさん触られると気にさわってウーして噛みついてくるという安定のチャコぶりを披露し、友人達を戸惑わせた。カワイイからそれもよし。
かなり疲れたらしく、もう翌朝の9時になるのだけれど、まだ寝てゐる。ぼくはそろそろ散歩に行きたいのだけれどね🚶