手探り、手作り

樂しみ亦た其の中に在り

ムンバイ3泊一人旅

5月1日 

朝、成田空港に向かう。ムンバイへの直行便、ありがたい。ANA機内食、豪華。スプーンやフォークなども良いもの。

10時間のフライト、長い。機内で「グレイテスト・ショーマン」「スパイダーバース」を見る。

夕方到着し、タクシーでホテルへ。ジュフービーチの近く。たいしたホテルではない。機内食が出たため腹も減ってゐない。暗いので翌日に備えて寝る。

5月2日

タクシーでNutan先生の自宅を訪問。とても歓迎してくださって感激。いろんなことを聞き、いろんなことを聞かれた。次回の滞在ではレッスンを受けられるだろう。チャイがとてもおいしかった。翌日の夕飯に招かれた。

ムンバイ中心部に移動して博物館へ。とても暑いが、エアコンは入ってゐない。インド人は平気なのか。

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歩いて国立劇場へ。2時間のバラタナーティアム公演を見る。素晴らしい。観客総立ち、最大の拍手で感謝を示す。インドの舞踊文化の厚みに深く感銘を受ける。

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タクシーでホテルへ戻る。車・オートリキシャ、多すぎて危険。地下鉄を建設中らしい。

5月3日

ホテル近くを歩いて散策。バザールへ、そしてヒンドゥー寺院へ。混沌なるもの。日本とは別種の格差を感じる。

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日本の格差は経済的なものだが(それもそろそろ怪しいが)、インドの場合はそれに加えて文化的な階層が強固のように思える。ことに、言語により階層化がなされてゐるようだ。マラティ語のみの層、それに加えてヒンディーができる層、さらに英語ができる層。

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夕方、Nutan先生宅へ。旦那さんと面会。ITコンサルタントで、ドゥバイから帰国したばかりとのこと。夫妻ともに英語が達者。もっと英語ができればより高度な会話ができたのに、残念。勉強しよ。

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Nutan先生、ちょっと前にロシアに招かれて公演してきたとのこと、テレビ放映されたらしく、その映像をみせてもらう。素晴らしい。最高。

こんなに歓待していただいて、ほんとに嬉しいです。どこの馬の骨ともわからない極東の男をいきなり家に招いてくださり、翌日には夕食をごちそうしてくださるなんて、ただただ感謝です。

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5月4日

各所歩いて土産を購入。帰国前にインドの映画館の雰囲気を味わいたいと思い映画館へ。なんと、ボリウッド映画がやってない。しかたなく「アベンジャーズ・エンドゲーム」を鑑賞。アイアンマンが死んだ。

映画、字幕が英語だった。つまりインド人は英語のものはヒンディー語に翻訳せずにそのまま英語で取り入れているのである。となりに子供が座ってゐたが、普通にギャグなども分かってゐるようだった。なるほど、これがインドの英語環境か。

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ホテルに戻り荷物を受けとり、タクシーで空港へ。夜のフライト。導入剤を飲んで爆睡。下痢にもならず、体調も下さず、生きて日本に帰ってきた。

インドの3泊は短いが、濃厚な旅だった。Nutan先生とあえて、関係をつくれたことが何よりもうれしい。

お金をためて、次は長期滞在だ。

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