手探り、手作り🐘

簿記2級合格したのだ🥳🥳🥳

心づもり

ロシアの憲法が改正され、制度としては現職のプーチン大統領が最長で2036年まで続投できるようになった。香港では国家安全維持法が施行され、さっそく逮捕者が出た。香港の自治もいよいよ危うい。インドでは中国発の動画アプリTikTokの使用禁止が決まった。米国でもTikTokを禁止するという話が出てゐる。その米国は来年7月にWHOを脱退するらしい。また、米朝対話は決裂し半島の非核化と南北融和への動きは暗礁に乗り上げたままだ。

大国の勢力争いがいよいよ露骨になってきた。こうした情勢で民主主義や言論の自由といった共通の価値を重んじる日韓の連携は極めて重要なはずだが、そのような機運は生まれない。日本を覆う朝鮮嫌いの空気は濃度を増し続けてゐる。日本にそこそこの国力がある限り、明治の「脱亜入欧」以来のアジア蔑視はなおらないかもしれない。

東京都知事選では現職の小池百合子が圧勝した。結果は分かってゐたことだが、リベラル的価値を奉じる野党共闘陣営が統一候補を立てられず、秋にあると言われる衆院選への道筋をつくることが出来なかった。野党共闘はこれで終わりかもしれない。

野党共闘のこのゴタゴタした纏まらない感じは、維新勢力を勢いづけるだろう。安倍政権がどれほど腐敗しても、どれほど格差が広がっても、どれほど歴史修正主義を放置しても、強い野党が生まれないならば安倍政権は倒れない。いくら批判しても虚しいだけだ。場合によっては安倍4選もあり得る。

安倍4選がない場合も安倍路線が継続し、それが維新勢力と結びついて更なる権威主義的かつ排外主義的かつ強権的な政治体制が誕生する可能性もおおいにある。それを求める国民の不安はすでに十分に醸成されてゐるように思える。覇権争いの激化した国際情勢の中にあり、日本国民も内実に関わらず少なくとも勇ましくまた強いように見える政権を欲してゐるのではないか。

安倍も小池も維新も、新自由主義的で、弱者に冷たく(自己責任)、権威主義的という点で同じだ。そういう政治は間違いである、別の正しい政治をしてより良い世の中にしようというのが野党共闘なのだが、正しいか間違いかという軸で戦って負け続けてきたのがここ5、6年の選挙である。

全体として、より良い社会をつくるために変化を起こすことよりも、今必死で適応してゐる現実が壊れるのが怖いので、不満に耐えながら、弱い者いぢめで憂さ晴らししたほうがマシという心性が強いようだ。

どんどん厳しくなっていく社会と世相のなかで、みなが脱落しないように必死になってしがみついてゐる。そのしがみついてゐる社会そのものに変化を起こされてはたまらない。だって自分は必死なのだから。そのような切迫した思いが、頑なな現状肯定と変化そのものへの忌避を生んでゐるのではないか。ただ変わりたくないからこの状態でいく。

しかし現状のまま突き進んでいい方向に進むことはないので、やっぱりもっと殺伐とした社会になるのだろう。そうしてさらに余裕を失って・・・という悪循環が続きそうだ。

たいへん厳しい時代が到来することがかなりの確度で予想される。そうならないことを祈るが、時代がそうならばどうにもならない。もちろん何が起こるかわからないので、全体がとってもいい感じに転がり始めることもあるかもしれない。そうなるように自分に出来ることはしたいと思う。しかし、状況はかなり悪い。今から心づもりをしておこう。

次の米国大統領は誰がなるのだろうか。まともな人でありますように。